コルダをやりはじめてまた読みたくなってしまい全巻買ってしまいました。
高校生のカエちゃんとカエちゃんの通う音楽教室(ヤマハみたいな楽器店の上にある感じのやつ)のピアノ講師の五嶋先生とそのまわりの人達の日常を描いた恋愛ものです
この漫画の面白いところは、音楽が漫画の要素として多分に含まれているにもかかわらず、よくあるコンクールを目指してとかの音楽漫画ではなく、メインは普通の高校生のカエちゃんとピアノ講師を仕事としている五嶋先生との恋愛です
主人公のカエちゃんは、10歳からピアノを習っていますが、ピアノはあまり上手くないです。
そのかわり、五嶋先生はなんで講師をしているの?というレベルの人物です。
話が進んでいくうちにそれがなぜなのかや、五嶋先生の回りの状況もいろいろと変わってはいきますが。
音楽はまるで映画のBGMのように漫画のなかで、流れてきます。
五嶋先生が弾くこともあれば、話のテーマとして使われたり、他の人が演奏したり。
物語の中への音楽の溶け込みかたが素敵です
舞台はクラシックを教えている音楽教室ですが、クラシックよりも ジャズとか洋楽が多いです。
私は洋楽詳しくないので、あまりわからないのですが、『キス』は選曲がいいみたいなことをどこかに誰かが書いていたので、そこまでの理解をしてみたいなと思ってるんですが。なかなか。
コルダと比較すると、先生と生徒という意味で金日っぽいかと思いきや、五嶋先生の性格は理事長に近いと思います。
それと、この漫画は五嶋先生が好きという、理由でピアノを続けていたカエちゃんがゴシちゃんに告ってゴシちゃんがそれを受け入れる、というところからスタートします。
コルダのラストの先の話みたいな。
子供の無邪気さと、これから咲き誇るであろう女としての魅力を兼ね備えてるカエちゃんと、そつなく大人な切り返してるように見せかけて、カエちゃんにご執心なゴシちゃんの行動に萌えます。
個人的には、キスに出てくる女性陣がとてもかっこよくて好きです。
アニメ化よりドラマ化が似合いそうな作品デス。